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山岳名 |
平ヶ岳 |
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登山日 |
1995年8月 |
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登山口 |
新潟県魚沼市下折立鷹ノ巣 |
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コース |
( ):区間所要時間 |
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1日目 |
長岡駅 → 鷹ノ巣 → 4:00 → 台倉山 → 10:30 10:35 14:35 |
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1:15→白沢清水→2:30→平ヶ岳キャンプ場
15:50 18:20 |
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2日目 |
キャンプ場→0:35→平ヶ岳→6:20→鷹ノ巣
6:00 6:35 6:40 13:00
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距 離 |
11.3km |
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所要時間 |
往:7時間45分 復:6時間55分 計14時間40分 |
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『平ケ岳』
語感からすれば平らで登りやすいような印象
を受けるが、
平なのは山頂部のみで名前で登ると辛酸を
舐める。
しかも片道11.3km。
平地でも10kmと言えば大変なのに。
長岡に7時過ぎに夜行で到着し車を駆って
雁ノ巣に向かう。
登山口まで3時間弱.。
今日は山頂での野営なので2度目のテント
持参となる。 |
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山頂は樹林でおおわれ展望はない |
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10時半に登山口の鷹ノ巣を出発。
4時間近く歩くが何の変化も山頂らしき
山並みも視界に入らない。
更に2時間。
急に風が冷たく感じられた。
時計を見ると既に4時半を回っている。
稜線上と言えども山の日没は早い。
テントはあるがカミさんもいることだし
安全な水場までは辿り着きたい。
出発前の情報では熊の出没もまれにあると言う。 |
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更に1時間ほど歩くと5時半を回り
うっすらと夕闇が迫ってくる。
既に7時間近く休みなしに歩き続けている。
カミさんも限界に近いようだ。
もうここらで設営かと思い始めた時、前方に
山頂らしきものが
視界にはいった。
だがこれは山頂ではなく単なるピークであった。
更に進むと同じような現象が再び起こった。
三度目のピークが見えた時
結果を問わずそこが今夜の最終地点と
決断する。
深追いすると明日の日程に影響がでるのかも
知れない。
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登り終えると平らな地形へと変わり
遠くにテントらしきものが見えた。
急に安堵感がほとばしり、
今までの緊張感と疲労感が瞬時にして身体から
抜けて行った。
その夜は片道完登を祝ってビールで乾杯 !! |
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朝眼を覚ますと、すでに5時半を回っていた。
夜は完全に明け切っている。
ちょっと寝すぎたらしい。
となりのテントはまだ就寝中のようで、
静かに脇を離れる。
周辺を巡ったあと足も軽やかに下りに入る。
今日は昨日のような悲壮感もなく、
気持ちはルンルンで明日の「越後駒」を
天に描いた。 |
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平ヶ岳登山口
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山岳名 |
巻機山 |
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登山日 |
1996年10月 |
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登山口 |
新潟県南魚沼市清水 桜坂駐車場 |
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コース |
( ):区間所要時間 |
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1日目 |
谷川岳 → 清水(泊) |
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2日目 |
桜坂駐車場→ 1:45 → 六合目展望台→
5:40 7:25 7:30 |
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→1:45→避難小屋→0:50→巻機山→
9:15 10:05 10:30 |
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→0:30→牛ヶ岳→3:15→桜坂駐車場 11:00 11:15 14:30 |
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所要時間 |
8時間00分 |
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桜坂の駐車場をあとに視界のきかない樹林帯を
ただただ足を進める。
約2時間弱で見晴らしの良い6合目展望台に
到着する。
紅葉を深めた周囲の山々を眺めつつ
しばし、休息。
六合目を過ぎると次第に道は険しくなり
ひたすら無言の行進が続く。
なおも上り詰めると前方はるか山頂らしき
ものが見える。
期待を込めて登ってみれば、
それは目指す「巻機山」のひとつ手前のピーク
であった。
通称「ニセ巻機山」1861mと呼ばれる。
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ニセ巻機山 1861m |
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途端に力が抜け疲労が倍増した。
気を取り直し一度最低鞍部までくだって
再度上り詰めると池塘が展開し山頂は近い。
10月も半ばを迎えたこの時期、
山は紅葉で赤く燃え盛り、
森林限界を過ぎると早くも初冬の到来を
告げているかのようで
通りゆく風は冷たい。
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最高峰の「牛ヶ岳」1961.6m |
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巻機山山頂より「牛ヶ岳」までは、
高層湿原地帯の中に敷かれた木道が続く。
まさに天空の逍遥である。
周りには池塘が点在し大きな箱庭の
ようだ。
昔から「機織りの神」として信仰されて来た
山である。
お椀を伏せたような優美で繊細な山容に
広がる草原に木道と池塘。
加えて夏には高山植物が迎えてくれる、
惚れ惚れとするメルヘンチックな山です。 |
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山 名 |
燧岳 |
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登山日 |
1996年10月/1999年 |
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登山口 |
福島県南会津郡桧枝岐村御池 |
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コース |
( ):区間所要時間 |
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1日目 |
桧枝岐村→御池→1:10→熊沢田代→2:40
6:30 7:10 8:20 |
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→柴安嵓→4:00→尾瀬沼ヒュッテ
11:00 11:10 15:10 |
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2日目 |
尾瀬沼ヒュッテ→1:30→沼山峠→御池
6:35 7:55 |
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所要時間 |
9時間20分 |
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燧岳最高峰「柴安嵓」2356m |
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俎 嵓 2346m |
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昨夜のラジオからは台風17号の北上を
しきりに伝えている。
登山口の御池で再度確認すると昼前には
銚子沖に最も接近するらしい。
しばらく様子を見るが雨、風なく
結論を先送りし出発する。
雲は厚く重く沈み嵐の前の静けさだ。
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道はいきなりぬかるみとなり悪路が続く。
1時間ほど進むと急に視界が広がり、
高層湿原へと変わる。
木道が途切れると再び最後の急坂が始まり、
小さなピークをいくつか越えると双耳峰の
「俎嵓」2346mに到着する。
流石に山頂は小雨と強風で荒れ狂う。
写真を数枚撮って最高峰の
「柴安嵓」2356mへ向かう。
既に若いカップル一組が先着しており、
互いに写真を取り合い健闘を祈る。
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尾瀬沼に向かって下り始めると雨は一段と
激しくなり、
一部濁流と化し激流はU字型に抉られた
登山道を鉄砲水の如く突っ走る。
下から数組のパーティ-が登ってくるが、
上からの水しぶきが顔に当たり、登るのが
つらそうである。
各パーティーからは「あとどれくらいですか」
としきりに尋ねられる。
「もう少しですよ。頑張ってください」を
繰り返す。
沼尻休憩所(1668m)で熱いコーヒーを貰い
冷え切った体を温める。
カミさんもやっと安堵したのか
コーヒーカップをしっかりと握っていた。
このあと尾瀬沼を半周して今夜の宿へ
向かう。
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ミニ尾瀬公園 |
ミニ尾瀬公園 |
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桧枝岐村-ミニ尾瀬公園より燧岳を望む |
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至仏山 2228m |
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鳩待山荘 |
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谷川岳 トマの耳1963m |
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谷川岳 オキの耳 1977m |
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山頂部は登山客で埋もれる |
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肩の小屋 |
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百名山INDEX |
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